2023年(令和5年)「子どもが選ぶ重大ニュース」と「100字コメントコンクール」で構成。子どもたちが現代社会をどう見ているかを調査・集計。
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第27回(2024年/令和6年) ジュニア・ジャーナリスト大賞(J・J大賞)
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2024年を子ども達はこう見た!
− 私たちの想いを伝えたい −
『重大ニュース』と
『100字コラム』

第27回「ジュニア・ジャーナリスト大賞」(J・J大賞)調査報告


●主 催
●協 賛

●協 力
NPO現代用語検定協会
教育開発出版(株)
NPO次世代教育推進機構
「現代用語の基礎知識 学習版」編集室
NPOマナビエル

 


= 目次 =

子どもが選んだ2024年重大ニュース

調査・集計方法

『100字コラムコンクール』

2024年 応募要項 <受付終了>



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●子どもが選んだ2024年重大ニュース


順位 ニュース項目 ポイント
1
能登半島地震と豪雨災害
6410
2
闇バイト
5523
3
大谷翔平選手 50-50 達成、ワールドシリーズはドジャース優勝
4222
4
新紙幣 20 年ぶりに発行
3998
5
米国大統領選挙でトランプ氏が勝利
3975
6
初の「南海トラフ地震臨時情報」が発表される
3892
7
続くロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮がロシアへ派兵も
3827
8
石破総理誕生と衆議院選挙
3820
9
今年も観測史上最も暑い夏
3296
10
政治資金パーティー裏金問題
2924


待ったなしの地震への備え、
社会問題に主体的に向き合う力強い姿

2024年の「重大ニュース」トップ3は、能登半島地震と豪雨災害/闇バイト/大谷翔平選手50-50達成、ワールドシリーズはドジャース優勝――でした。11位に「パリ五輪開催」、12位に「終わらないイスラエルとハマスの戦闘」、13位に「為替の乱高下と物価高」と続いています。
今年は1位と6位に地震のニュースが入りました。特に、一年の始まりの日に大きな地震が起こったことの衝撃は大きく、さらにその後の南海トラフ地震臨時情報の発表によって、地震が差し迫る恐怖として感じられたことが伺えます。2位の「闇バイト」では、加担してしまった人の多くが若者であることから、自分たちと年齢の近い人がなぜ犯罪を犯してしまったのか身近な問題として考えるきっかけとなったようです。終わりの見えない戦争、経済への不安、政治への不信感などが重くのしかかるなか、3位の大谷翔平選手の活躍は、昨年に引き続き子どもたちに夢と希望を与えてくれました。そして、さまざまな社会問題に対しても、子どもたちは他人事ではなく自分が社会の一員として問題と主体的に向き合い、自分に何ができるかを考える力強い姿がコラムに目立ちます。
ニュースに対する自分の考えを文章にして表現し発信することは、子どもたちにとってとても貴重な体験となったのではないでしょうか。この調査をきっかけに、子どもたちが社会の状況を自分のこととして捉え、疑問を持ち、考えてくれることを願っています。

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●調査・集計方法


●調査・集計方法
この調査は2024年1月から11月15日までに報道された<国際情勢><政治/経済><情報/社会><環境/科学><文化/スポーツ>の5つの大分野ごとの出来事から小学4年生〜高校3年生までの子ども達に2024年の重大ニュースを選んでもらうことを目的に実施します。
調査は、現代用語検定協会が候補ニュースを選定して応募シートを作成、そのシートに一人ひとりのベスト10を記入してもらう方法で行います(選定以外のニュースは記述式)。調査期間は2024年11月20日から12月10日までとし、協力の学校・民間教育機関での集団アンケート及びホームページ等で個人投票を行います。
集計方法は各アンケート1位記入項目を10ポイント、10位を1ポイントとして、ニュース項目ごとに集計し、ポイント数によりランク付けします。

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●『100字コラム』コンクール


「100字コラム」コンクール 

 

 J・J大賞『100字コラムコンクール』は、「あなたが重大ニュースのベスト10に選んだできごとからひとつを選び、そのできごとに関するコメント(意見や解説など)を100字前後で書きなさい」という記述式によるアンケートです。重大ニュースに応募した9割以上の子どもたちが、自分が選択したニュースのコメントを寄せてくれました。
その中から優秀な作品を受賞作品として選定し、受賞者には賞状及び副賞を主催者から贈呈しています。


●入賞コラム

 【 大賞 】

「曇りなき瞳」
社会の授業で、政治とは「国民の意志を尊重し、それを実現していくもの」と習った。国民主権を1つの原理とするこの国で、民の期待を踏みにじる行為は行われてもよいのだろうか。まだ選挙に投票することができないこの歳からでも、政治と向き合い、疑問を大切にして、未来を見定めていきたい。
(中学3年)

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 【 優秀賞 】

「インターネットの恐怖」
今年8月、パリで夏季五輪が開催された。各国の代表選手達が全力でスポーツに挑み、スポーツを楽しんでいる中、インターネット上での誹謗中傷が目立った。五輪は本当に平和の祭典なのだろうか。長い年月をかけて作られた歴史が一瞬にして壊されたようだ。
(中学3年)

「米国大統領選挙と日本の投票率」
アメリカ大統領選挙についてのニュースを見て私はアメリカと日本の政治への関心は天と地の差だと感じた。アメリカは自分が支持する候補者の勝敗で涙を流す人もいる。それに対して投票率の下がっている日本の政治は誰のために行われているのかなと思う。
(中学3年)

「世代交代」
7月、20年ぶりに紙幣のデザインが刷新された。十六年間親しんできたお札たちはこれからどんどん消えゆくのだろう。もう万札を「諭吉」とは呼べなくなるのだな、と感傷に浸りつつ財布を見る。ここに栄一が来るのはまだ先のようである。
(高校1年)

「屋外プールに行けない夏」
今年も猛暑の「観測史上最も暑い夏」だった。夏が暑くなり、小さい時のように屋外プー ルへ遊びに行くことも難しくなった。暑すぎて外に出る事自体も辛いと感じた。私が大人になるころにもプールなどの夏の風物詩を残すために、地球温暖化を食い止めていきたい。
(小学6年)

「『正』がつくる社会へ」
自民党安倍派と二階派の「裏金」が問題となっている。私たち中学生には遠い問題に思わ れる。しかし、今の政治は私たちが先導となる社会に大きく関わるのである。だからこそ、私たちは政治に目をむけ、「正」をつらぬく強い心をもつべきだ。
(中学3年)

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 【 入選 】

「闇バイトにだまされない」
闇バイトは若者の「楽をして稼ぎたい」という欲望につけ込み、若者を利用している。若者は欲に弱く、だまされやすい馬鹿だと思われている。正しいお金の稼ぎ方、それを若者は考える必要がある。己の生活、己の家族を守るために。
(中学3年)

「情報モラルとリテラシー」
技術の進歩により、インターネットが世界中に普及している現代でインターネットを利用した犯罪が増えている。闇バイトもその一つだ。こうした犯罪に巻き込まれないようにするために、情報モラルとリテラシーをしっかり持つことが大事だと考える。
(中学3年)

「近づく足音」
この初発表(南海トラフ地震臨時情報)は、私たちにとって大きな警鐘です。今、この瞬間、いつ地震が起き、何万人もの命が奪われてもおかしくありません。東日本大震災も、前日までは皆笑顔で、普段通りに暮らしていました。その日まで、身近な人と防災意識を高める事が重要だと思います。
(中学3年)

「日本被団協にノーベル賞」
今年の10月、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。日本被団協は核兵器廃絶を世界に訴え続けて、獲った努力のたまものなのです。我々も、自分の考えを思考にとどめるのではなく、行動に移していくのが大切ではないのでしょうか。
(中学3年)

「第三次世界大戦」
ロシアによるウクライナ侵攻は、約三年間も続いている。世界では紛争も絶えず、北朝鮮 まで部隊をロシアに派兵してしまった。このままでは、第三次世界大戦も始まりかねない。大切な人をうばう戦争を誰が望むだろうか。
(中学3年)

「戦争はもう、やめよう」
今もなお、イスラエルとハマスの戦闘が続いている。こんな戦争をして明るい未来が待っているのだろうか。ただの意地の張り合いにしか見えない。人間には言葉がある。どれほど時間をかけてもいい、きちんと言葉で話して明るい明日へ進んでいけることを願う。
(中学3年)

「備える」
今年の8月、気象庁は初めて「南海トラフ地震臨時情報」を発表した。天災は遅かれ早か れ必ずやってくる。防ぐ方法はない。だからこそ、私たちは今「備える」事が大事なのだ。平和な日常が壊される未来はそう遠くはない。
(中学3年)


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●2024年 応募要項
≪応募受付は終了いたしました≫


■応募期間
2024年11月20日 〜 12月10日

■対 象

小学4年〜高校3年生

■発 表
2024年12月末
集計結果および「100字コラムコンクール」入賞作品は、現代用語検定協会のホームページに掲載します。

■ 賞

「100字コラムコンクール」応募者の中から大賞、優秀賞、入選を選定し、賞状と副賞を贈ります。

■J・J大賞選考委員(順不同)
片岡 輝 (東京家政大学名誉教授/NPO現代用語検定協会代表理事)
清水 均 (元 現代用語の基礎知識 編集長/現代用語検定協会理事)
「現代用語の基礎知識 学習版」編集室
教育開発出版株式会社
NPO次世代教育推進機構

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